中国という国を人口から見てみる 〜その2〜

さて今日は各統計データを基に、人口という切り口から中国を見てみましょう〜。データも入れてるんで、少し長くなってますが、お付き合い下さい‼︎


中華人民共和国

面積:9,600千平方キロメートル(日本の約26倍)

人口:14億158万人(日本が人口減少し、中国が増加した為約11倍に拡大、2014年末時点)

首都:北京市(人口2,114万人、東京の約1.6倍、2013年末時点)

言語:中国語(北京語Mandarinが公用語

宗教:仏教、イスラム教キリスト教

宗教人口を見ると、信仰宗教を持っている人の割合は人口の約30%(推計4億人強・16歳以上)。宗教別にみると、仏教 50%、プロテスタント20%、イスラム教 15%、道教 10%、カトリック 10%。

民族:政府認定は56民族(漢民族が約90%、その他割合が多い順にチワン族満州族回族・ミャオ族・ウイグル族etc)

 

上記、約14億人という数字について、国家統計局は戸籍ベースで管理しており、田舎に多い一人っ子政策を無視した戸籍のない子供達、通称「黑孩子・ヘイハイズ」等は含まれていません。よって、「黑孩子」の人口によって14億人から大きく変わります。

少し古いですが2011年中国国務院の発表によると無戸籍人口は約1,370万人であり、「国民100人に1人」程度であると発表。

ん~、流石に少なすぎるでしょう….感覚的にその2-3倍の3,000万人以上はいると思います。よって、中国の人口は最低約14億人強位のイメージで問題ありません。中国における戸籍は複雑なので、別途まとめて綴ります!!

 

更に、世界に散らばっている華僑も無視できません。世界の華僑人口は、約5,000万人と言われていますが、正確な統計数字Factは見つけ出せませんでした。ここまで含めると14.8億人と15億近くとなり、凄すぎですね。

 

華僑の多くは、中国南部の広東省福建省出身が多く、言葉も中国語(北京語)の他に方言(福建・客家・広東・潮州・海南)を話します。以前SGのホーカーで、僕の武器である北京語で「冷たい・ブラックコーヒー」を華僑のおばあちゃんにオーダーし、OKと言われ出てきたのが「熱い・3 in 1(ミルク・砂糖入り)コーヒー」でした……華僑でも特に年配の方は北京語が分からない人も多いようです… 中国語も複雑なので、別途まとめて綴りましょう!!

 

レコードチャイナの2011年末時点の世界華僑人口Top15か国の発表を見ると、インドネシア・タイ・マレーシアが圧倒的に多く、国民生活・政治等にも大きく影響を及ぼしていると予測されます。日本は14位・52万人と人口に占める割合は約0.4 %と非常に小さいですが、隣国であり永住権取得者が増加傾向にあり、2014年発表によると73万人(日本居住の中国人+華僑)と52万人から増加傾向にあります。

 

1位・インドネシア―767万人 (約2.5億人中の約3%)

2位・タイ―706万人  (約6,700万人中の約11%)

3位・マレーシア―639万人 (約3,000万人中の約24%)

4位・米国―346万人 (約3.2億人中の約1%)

5位・シンガポール―279万人 (約561万人中の約50%)

6位・カナダ―136.4万人 (約3,587万人中の約4%)

7位・ペルー―130万人 (約3,116万人中の約4%)

8位・ベトナム―126万人 (約9,338万人中の約1.3%)

9位・フィリピン―115万人 (約1億人中の約1.2%)

10位・ミャンマー―110万人 (約5,416万人中の約2%)

11位・ロシア―100万人 (約1.4億人中の約0.7%)

12位・韓国―70万人 (約4,975万人中の約1.4%)

13位・豪州―69万人 (約2,392万人中の約2.9%)

14位・日本―52万人 (約1.26億人中の約0.4%)

15位・カンボジア―34万人 (約1,567万人中の約2.2%)


 この様に、世界中で影響力が増している中国人。今後の日本経済でも無視は出来ませんし、中国語を喋れるだけで、世界の15億人と友達になれます。よって、早めに北京語を勉強しましょう(笑)  


次回は中国語と言う切り口で、中華圏を見て行きたいと思います!! 今日も長い文章にお付き合い頂き、感謝感謝です!!