素晴らしきご縁 〜その2〜

 

 

バタバタとしており、前回の更新から1か月が経ってしまいましたが、10月にもなり心機一転綴っていきたいと思いますので、引き続き宜しくお付き合いください。

 

先日(と言っても8月中旬)シンガポール旅行中の素晴らしきご縁により実現した、薛祥(Xue Xiang)さんの娘さんの生後100日のパーティーに参加しました。

 

中国含めた華僑の方に子供が生まれた場合、満月(「マンユエ」1か月)、生後100日、1歳の時などお祝いする文化がありますが、地域によっても家庭によっても違いますのでどれがスタンダードか正直分かりません。必ずやるのは満月(「マンユエ」1か月)と1歳みたいです。

 

日本も、家族でお祝いや最近は1歳の誕生日等友人も呼んで行うみたいですが、中国や華僑文化の祝い方は規模が違います(色々ありますが)。。。今回のパターンもそうでした、写真を見て頂ければ分かりますが、日本で言うとほぼ結婚式規模です。

  

親戚及び地元の友人約100名が、ホテルの披露宴会場に集まりました。中国で結婚式やこの様なお祝いごとに参加する時には、必ず紅包(「ホンバオ」お祝いのお金を赤い袋に入れる)を準備します。金額はお祝いごとの内容や地域によって違いますが、今回は500元(約1万円)を包んで、一言書いて、お渡ししました。

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お祝い自体は、薛さんが子供の紹介等を兼ねて挨拶しスタートしますが、一通り食事を済ませたら帰宅する人や、その場で飲みまくる人等さまざまです。

 

僕の円卓は、入口から一番遠く、舞台前の席で、これは来賓席の中でも一番高貴な円卓でした。もちろん円卓の中でも順番があり、一番入口から遠い席が上座となり、次が上座右側、上座左側と言った順になっています。このあたり、中国でのテーブルマナーについては別途綴りたいと思います。

 

写真の様にある程度のレストランになると上座には分かり易くテーブルクロスが立ててありますので(写真右側)、出張等で分からない場合はこれを参考にして下さい。お客様は上座の左右に通されるのが基本です。上座は食事代を支払う人が座るテーブルでもあります笑

 

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薛さん自身は、入口に近い家族席に座っていましたが、お酒を注いだり動き回っていましたので、僕の円卓上座には薛さんの親友、僕は3番目である上座左側に座らせて頂きました。中国の結婚式には出た事ありませんが、年会(忘年会)も今回のお祝いもそうですが、一先ずお祝いというより、(その子の成長を願って)大人は酒を飲みまくる流れになるようですね(笑) 多くの人が集まると中々収拾がつかないのも中国流です。

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結局、我々の円卓が最後まで残り、19時に始まり22時過ぎまで飲んで最後に薛さんと奥さん、娘さんと記念写真を撮って無事終了となりました。次の日は、見送りにも来てくれて、感動しました。旅先で出会って、11日後に彼の地元でお祝いの式に参加、普通では考えられない事ですが、中華圏はご縁と皆んなで一緒にという考えがあり、これまで数回この様な事がありました。これも中華圏と付き合う上での醍醐味かもしれません(笑)

 

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さて、次回からは「中国でのテーブルマナー」や「お酒の飲み方」について綴っていきたいと思います!!